新設:2010-06-30
更新:2022-11-13
木造エラスムス像(複製) 国重文 龍江院所蔵 複製
撮影:2010-06-08
【佐野市郷土博物館 常設展示解説】
この像は もとオランダ船エラスムス号の船尾に飾られており、船は後にリーフデ号と改名されました。
リーフデ号は、慶長5年(1600)に太平洋上で暴風雨にあい、大分県に漂着し、のち、江戸湾に回送され取調べの後 破壊されました。
しかし、木像だけは幕府の持筒頭をしていた旗本の牧野成里によって、領地である羽田村の龍江院に納められました。
像の主は、有名なオランダの啓蒙思想家エラスムスです。
<注>
この像のオリジナルは、国の重要文化財に指定され、東京国立博物館に寄託
佐野市郷土博物館の所在地は、栃木県佐野市大橋町2047
龍江院の所在地は、栃木県佐野市上羽田1242